魚座
あなたの星座は何でしょうか?
占いも良いですが、ギリシャ神話から自分の星座の意味を理解するのも面白いですよ。
僕の星座は魚座です。今日は魚座の男について…
今は東の空、ペガサス座とアンドロメダ座の下で、地平ギリギリにあるから日本から見れないかも。
(ペガサスとアンドロメダにペルセウスの話も面白いです)
星座の話しは遠いギリシア神話に由来しますが、魚座は愛と美の女神アフロディーテ(英名ヴィーナス)とその息子エロス(英名キューピット)が、魚に変身した姿です。
1匹の「タイ焼き」が空に浮かんでる形ではありません。
ある時、神々はナイル川のほとりに集まって宴会を開きました。名のある神も無名の神も集まり、ニンフ(妖精)達と共に楽しいひとときを過ごしていました。ところがその時、宴会の騒ぎを聞きつけて怪物デュポンが現れました。デュポンは頭が百あり、口から火を吹く怪物で、かつて大神ゼウスの率いるオリュンポスの神々と戦ったタイタン神族の生き残りで、恐ろしい力を持つ怪物です。彼の子には地獄の番犬「ケロベロス」がいたります(>_<)
その恐ろしい怪物デュポンに追われ、2人はナイル川に飛び込み、素早く逃げるために魚の姿に変身しました。
親子は水の中で離ればなれにならないよう、お互いの身体をリボンでしっかりと結んだ姿が天に昇り、魚座になったと言うのが生い立ちです。天の川を泳ぐ2匹の魚ですな(^^)
アフロディーテの神話では、クロノスにより切り落とされたゼウスの祖父の男根が海を漂いながら、その精子の泡ブクから生まれたと言われています。
なんとも痛そうで卑猥なお話。そんなことからアフロディーテは「泡の女神」とも言われております。
泡風呂が好きな女性はヴィーナスの化身かも知れませんな(^^ゞポリポリ
反対方向に泳ぐ二匹の魚。一方は現実から官能の喜び(エロス)を。他方は芸術から神秘への楽しみ(アフロディーテ)を示しています。その人間至上の二つの満足「霊と肉」又は「神聖と不浄」とでも言うのか、その個性の中に宿した両極端な緊密なつながりを象徴しているのだそうです。なぁ~んて、少々大袈裟な解釈ですな(笑)さて、魚座の私はそんな二元性な運命(性格)を宿しているのでせうか!?
エロスは恋心と性愛を司る神、彼の持つ弓矢の話しは過去記事「少年の名はエロス」にあります。

左はジュール・ジョゼフ・ルフェーブルの「愛する心」
アフロディーテと息子のエロスでしょうか、何やら機嫌を損ねた息子を、母親が優しくなだめているようです。
絵の下方にはエロス(キューピット)の折れた弓と矢が落ちてます。すねてる原因はその折れてしまった矢でしょうか。
愛したいと思う欲望を理性でなだめる。心の深いところで絶えずそのように煩悶してる様子かな。
しかし、血液型や星座や九星占いで性格が解るなんて、スゴイことですよね。
占いはどうあれ、神話の世界は面白いです。
お話しは「魚座の男」に続きます。
占いも良いですが、ギリシャ神話から自分の星座の意味を理解するのも面白いですよ。
僕の星座は魚座です。今日は魚座の男について…
今は東の空、ペガサス座とアンドロメダ座の下で、地平ギリギリにあるから日本から見れないかも。
(ペガサスとアンドロメダにペルセウスの話も面白いです)
星座の話しは遠いギリシア神話に由来しますが、魚座は愛と美の女神アフロディーテ(英名ヴィーナス)とその息子エロス(英名キューピット)が、魚に変身した姿です。
1匹の「タイ焼き」が空に浮かんでる形ではありません。
ある時、神々はナイル川のほとりに集まって宴会を開きました。名のある神も無名の神も集まり、ニンフ(妖精)達と共に楽しいひとときを過ごしていました。ところがその時、宴会の騒ぎを聞きつけて怪物デュポンが現れました。デュポンは頭が百あり、口から火を吹く怪物で、かつて大神ゼウスの率いるオリュンポスの神々と戦ったタイタン神族の生き残りで、恐ろしい力を持つ怪物です。彼の子には地獄の番犬「ケロベロス」がいたります(>_<)
その恐ろしい怪物デュポンに追われ、2人はナイル川に飛び込み、素早く逃げるために魚の姿に変身しました。
親子は水の中で離ればなれにならないよう、お互いの身体をリボンでしっかりと結んだ姿が天に昇り、魚座になったと言うのが生い立ちです。天の川を泳ぐ2匹の魚ですな(^^)
アフロディーテの神話では、クロノスにより切り落とされたゼウスの祖父の男根が海を漂いながら、その精子の泡ブクから生まれたと言われています。
なんとも痛そうで卑猥なお話。そんなことからアフロディーテは「泡の女神」とも言われております。
泡風呂が好きな女性はヴィーナスの化身かも知れませんな(^^ゞポリポリ
ボッティチェリの有名な絵「ヴィーナス誕生」

左は風の神と風のニンフ。右のローブを掛けようとしてる女は理想郷の島に住むニンフ(妖精)。泡ブクから生まれたヴィーナスは風の神とニンフに助けられ理想郷の女神になった…

左は風の神と風のニンフ。右のローブを掛けようとしてる女は理想郷の島に住むニンフ(妖精)。泡ブクから生まれたヴィーナスは風の神とニンフに助けられ理想郷の女神になった…
反対方向に泳ぐ二匹の魚。一方は現実から官能の喜び(エロス)を。他方は芸術から神秘への楽しみ(アフロディーテ)を示しています。その人間至上の二つの満足「霊と肉」又は「神聖と不浄」とでも言うのか、その個性の中に宿した両極端な緊密なつながりを象徴しているのだそうです。なぁ~んて、少々大袈裟な解釈ですな(笑)さて、魚座の私はそんな二元性な運命(性格)を宿しているのでせうか!?
エロスは恋心と性愛を司る神、彼の持つ弓矢の話しは過去記事「少年の名はエロス」にあります。

左はジュール・ジョゼフ・ルフェーブルの「愛する心」
アフロディーテと息子のエロスでしょうか、何やら機嫌を損ねた息子を、母親が優しくなだめているようです。
絵の下方にはエロス(キューピット)の折れた弓と矢が落ちてます。すねてる原因はその折れてしまった矢でしょうか。
愛したいと思う欲望を理性でなだめる。心の深いところで絶えずそのように煩悶してる様子かな。
しかし、血液型や星座や九星占いで性格が解るなんて、スゴイことですよね。
占いはどうあれ、神話の世界は面白いです。
お話しは「魚座の男」に続きます。
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